雨よけポリカの上に残された痕跡——ハクビシンとの攻防戦が本格化

2026年5月30日土曜日

BKシードレス ポートランド 藤稔

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 先日、ブドウ棚の雨よけポリカの上に、見慣れない“黒い塊”が落ちていました。

最初は落ち葉かと思いましたが、形状や大きさからどうやらハクビシンの糞のようです。


昨年も房を食べられた苦い経験があるだけに、「ついに来たか…」と背筋が冷える瞬間でした。

雨よけポリカの上に残された痕跡——ハクビシンとの攻防戦が本格化
写真はイメージです。|安江ぶどう園


■ いよいよ本格的な獣害対策が必要に

糞があるということは、確実に近くまで来ているという証拠。

雨よけの上を歩いているのか、棚の周囲を巡回しているのか…。

どちらにしても、放置すれば被害は時間の問題です。


そこで、今年は本格的に獣害防除に乗り出すことにしました。


■ まずは獣害ネットの設置から

最初に取り組むのは、獣害ネットの設置。

棚の周囲をぐるりと囲うことで、侵入経路をできるだけ減らします。

  • 地面との隙間をなくす
  • 風でめくれないようしっかり固定
  • 出入り口の管理を徹底

ネットだけで完全に防げるわけではありませんが、“入られにくい環境”をつくることが第一歩です。


■ 罠と餌の設置も検討

昨年の被害を思い出すと、「今年こそは絶対に守りたい」という気持ちが強くなります。


そのため、罠の設置と餌の準備も視野に入れています。

カメラで動きを確認しながら、どのルートで来ているのかを把握し、

効果的な位置に罠を置く予定です。


■ 最終手段は電気柵の導入

ネットと罠だけでは不安が残るため、

電気柵の導入も真剣に検討しています。

  • 夜間の侵入を強力に防ぐ
  • 設置後の管理が比較的ラク
  • 長期的な安心感が大きい


費用はかかりますが、「ブドウを守るための投資」と考えれば決して高くはありません。


■ 不安はあるけれど、できることから一歩ずつ

糞を見つけた瞬間は正直ショックでしたが、逆に言えば“早めに気づけた”とも言えます。

これからネット、罠、電気柵と対策を進めていき、今年こそは被害ゼロを目指したいところです。


ブドウの成長が順調なだけに、ここで獣害に負けるわけにはいきません。


■ おわりに

ブドウ栽培は、病気との戦いだけでなく、野生動物との静かな攻防戦でもあります。

今回の糞は、まさにその“開戦の合図”。

しっかり対策を進めながら、今年も無事に収穫の秋を迎えられるよう頑張っていきます。

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