本日、ブドウの本摘粒を終えました。
棚を見上げると、すでにパンパンに膨らんでいる房もあれば、まだ粒が小さく、これから大きくなるのを待つ房もあり、品種ごとの個性がはっきりと見えてきます。
そんな中で、今年も“自分なりの最適解”を探しながら摘粒作業を進めました。
■ 本摘粒とは
本摘粒は、房の形を整え、粒の大きさを揃え、最終的に大きくて美しい房に仕上げるための重要な工程です。
- 詰まりすぎた部分の粒を落とす
- 房の形が崩れないように調整
- 将来の肥大を見越して余裕をつくる
このひと手間が、秋の仕上がりを大きく左右します。
■ 房の成長に合わせた“判断の連続”
今日の棚は、まさに“成長のばらつき”が目立つ状態でした。
- すでに粒が張っている房
- まだ小粒でこれからの房
- 副穂が残りやすい品種
- 粒間が詰まりやすい品種
それぞれに合わせて粒を落とす量を変え、「この房はどんな姿になるだろう」と想像しながら鋏を入れていきます。
摘粒は、ただ粒を落とす作業ではなく、未来の房の姿を思い描く作業なんですよね。
■ 今年の“自分なりの摘粒”
経験を積むほど、摘粒には“自分の癖”や“好み”が出てきます。
- ふっくらした房を目指すのか
- 粒間を広めにして風通しを優先するのか
- 品種ごとの特徴をどこまで活かすのか
今年は、昨年の反省も踏まえて、少し余裕を持たせた摘粒にしてみました。
「ここを落とすと、きっと綺麗に揃うはず」
そんな期待を込めながら、ひと房ひと房丁寧に仕上げました。
■ 次はいよいよ袋掛け
本摘粒が終わると、次は袋掛け。
病気や虫から房を守るための大切な工程です。
袋を掛けた瞬間、
「今年の房はここから仕上がっていくんだな」と気持ちが引き締まります。
■ おわりに
本摘粒は、ブドウ栽培の中でも特に集中力を使う作業。
でも、粒を落としながら未来の房を想像する時間は、どこかワクワクするひとときでもあります。
今日整えた房が、秋には立派に実ってくれることを願って。
